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いつも気にせず行っている事と言えば

何を想像しますか?

 

気にしていないのですから

答えは分かりませんね、

ただ多くの人にとって

“姿勢”はその一つだと言えます。

 

注意して周りの人を見てみると

姿勢がキレイな人と、崩れている人の差が

良くわかります。

 

実は悪い姿勢を続けていると

それだけで体力を消耗する

と言う事が分かっています。

 

今回はそんな体力に関係する姿勢

についてまとめたので、

さっそく見ていきましょう!

悪い姿勢が何で疲れ、体力低下の原因になるの?

実は姿勢が悪いだけで

体に3つの悪い現象が起こります。

①血液の循環が悪くなる

飛行機のエコノミー症候群でもわかる様に、

悪い姿勢は長時間座っている時と同様で

血管を圧迫し血の流れを阻害しています。

 

②消化器官を弱める

悪い姿勢は内臓を圧迫した状態が続き、

食後の消化を十分に行えなくしています。

 

食べ物が消化されず

栄養の吸収が少なくなると

器官の働きが弱くなります。

 

③肺機能の低下

悪い姿勢の多くは背中を丸めて

胸部を縮める姿勢です。

 

この状態では呼吸時に肺が

膨らむ事を制限してしまい

体内に入る酸素量が少なくなります。

 

これらの状態が続くと疲れが蓄積され、

体力が奪われていきます。

体力を回復させる姿勢とは?

姿勢を正せば疲労が回復して

結果的に体力も戻ります。

 

では“正しい姿勢”になれば

すべて解決ですね。

 

・・・ちょっと待ってください。

 

みなさんは“正しい姿勢”が

どんな姿勢か知っていますか??

 

それを知る事から始めましょう。

<正しい立ち姿勢>

まっすぐに立ち、以下の事に気を付けてください。

~正 面~

①左右の足首を付けた点

②左右の膝を付けた点

③恥骨

④みぞおちの中心部(剣状突起)

⑤上唇の中心

⑥眉間の中心

この①から⑥が一直線に繋がる

 

~側 面~

①外側のくるぶし

②ひざの関節の前方

③太ももの付け根にある外側の骨

④肩の中央

⑤耳の穴

この①から⑤が一直線に繋がる

正面、側面で両方の条件を満たせば

“正しい立ち姿勢”と言う事です。

では、

座った時の姿勢はどうでしょうか?

 

<正しい立ち姿勢>

~側 面~

①耳の穴

②肩の中央

③太ももの付け根にある外側の骨

この①から③が一直線に繋がるのが

“正しい座り姿勢”です。

 

実際に今までの姿勢を変える事は

並大抵のことではありません。

 

意識して変えていかなければ

「いつもの姿勢=正しい姿勢」

とはなりませんが、

一度手に入れた姿勢は崩れる事は

ほぼないと言って良いでしょう。

 

疲労が蓄積した体力を回復させるには

正しい姿勢を続ける事が一番の近道なのです。

すぐに体力させる方法は?

悪い姿勢が続いていると

体が辛くなってきます。

 

そんな時は「ストレッチ」

有効だということが分かっています。

気分のリフレッシュにもなりますし、

疲れを回復させてくれる効果も得られます。

 

意外と馬鹿にできないものですよ。

 

では、部位別で3つのストレッチを

見ていきましょう。

①胸のストレッチ

両手を体の後ろで組んで

胸を大きく前に突き出します。

 

②首のストレッチ

首を左に傾け右の手で軽く引っ張ります。

逆側も行えば左右対称にほぐす事ができます。

 

③お腹のストレッチ

うつぶせになり胸の横に手のひらを付いて

上半身だけを起こします。

 

ストレッチは悪い姿勢で

固まった筋肉を短時間でほぐす事ができます。

 

日頃から自分の姿勢に気を付け、

時々確認する癖を付ければ

体に疲労と言う大きな負担をかけず、

必要以上に体力を消耗する事も

少なくなるでしょう。

 

何事もあきらめてしまわずできる事から

取り組んでいきましょう。
 

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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