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体操競技は種目がたくさんあるので、

好みが人によって違いますね。

 

その中でも、

腕の筋肉だけを使って

演技を行う競技は

「つり輪」以外にありません。

 

そんな1度見たら必ず惹きつけられる

「つり輪」のルールや見どころ

をまとめました。

体操「つり輪」の見どころとは?

つり輪は固定されているので、

他の競技に比べて

ダイナミックさには欠けます。

 

しかし、

腕の筋肉を使ってバランスを取り、

回転を繰り返す様が

このつり輪競技の見所です。

 

つり輪は個人・団体総合種目の他に

単独種目としても競われる競技です。

 

他の競技は技の流れが重要視されており、

1つ1つの技で静止すると

減点の対象となります。

 

しかし、

つり輪においては例外です。

 

この種目は

静止して技を魅せる事が見どころ

となり、高得点にも繋がります。
 

 
これらの事を見てもわかる通り、

他の種目との方向性が違うのです。

 

その為、

団体総合種目を行う選手の中でも

つり輪を苦手としている選手は多いです。
 

体操「つり輪」のルールは?

まずは、

演技の流れを説明します。

 

最初は補助の手を借りても

飛びついても問題はありません。

 

演技時間は

「つり輪に捕まってから着地するまで」

です。
 
つり輪
 
演技の途中でつり輪から手が離れたり、

着地時に制止できなかった場合は

減点とされます。

 

そこで、

採点方法も詳細に決められています。

 

採点は難易度に応じて加点された後、

減点分を差し引いて得点が出ます。

 

難易度の低い技ばかりを演技すると、

ピークの点数が低く、

減点後の高得点が見込めません。

 

技を美しく魅せる事は大前提で、

難易度の高い技を行う事が

求められています。

 

つり輪と言う種目には

得点の付く認められている技が

数えきれない程存在しています。

 

その中でいかに得点の高い

演技構成を組めるかが

大切になってきます。
 

体操「つり輪」には厳しい反則が!?

つり輪の種目には

2つの厳しい禁止行為があります。

1:つり輪の交差

つり輪を支えているロープを

故意に交差させることを指しています。

 

行った際には得点は0点となります。

(故意でない場合は減点の対象)

 

2:横向きでの着地

キレイな制止での着地は

演技の最終の見所です。

 

しかし、

この着地で故意に横向き着地を行うと、

禁止行為に当たり得点が0点となります。

 

さらに、足以外での着地も

禁止行為とされています。

 

着地は演技の中でも

特に注目される点である事がわかります。

 

つり輪は上腕二頭筋を使って

表現される男子のみの種目です。

 

この筋肉は女子には少なく

男子特有の筋肉とも言え、

その筋肉を最大限に使って競われる

「つり輪」は筋肉の美を

追求した種目と言えます。

 

そんな男子のみの種目

つり輪のルールを知って、

楽しく観戦して頂けたらと思います。

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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