ロードレース

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ロードレースやマラソンは、

野球やサッカーのように

ポジションの違いがないように思えます。

マラソンでは、
ペースメーカー
と言われる
ダミー的な選手も
居ますが、
それとも違いますね。
スポーツ解説
スポーツ解説

実際、ロードレースで有名な

世界最高峰の「ツール・ド・フランス」

では1チーム9名の参加で、

メンバーにそれぞれ役割が決められています。

 

あまりロードレースに馴染みの無い方は

驚くかもしれませんが、

「全ての選手が1位を目指すわけではない」

ということです。

 

では、その役割を紹介していきたいと思います。

ロードレースに役割がある理由とは?

役割

ロードレースには

「3つの役割」

が選手ごとに決められます。

 

これは、その選手の特徴や長所を

最大限活かすための手法として有用です。

 

自転車競技では、当然急こう配の

上り坂や下り坂があり、

その選手の適性で得意不得意が出てきます。

 

また、マラソンのように

一気に走り切るわけではなく、

各ステージに分けて

複数日に分けて走る場合が多いのです。

 

いわゆる日本で言う何日かに分けた

駅伝レースに似ています。

 

そこで、参加選手には役割が発生するわけです。

ロードレースのポジションまとめ!

①「エース」

自転車競技

ロードレースに参加する各チームには、

必ずエースと呼ばれる役割の選手がいます。

 

このエースと呼ばれる選手は、

「チームの中で最も優れた力を持った選手」

が選ばれます。

 

ロードレースに参加するチームにとって、

そのチームの所属する

メンバーの誰かが優勝することを目指します。

 

ロード状況やチーム構成員などを鑑みて

エースが選ばれるので、

例えば上り勾配の多いステージでは

上りを最も得意とする選手が

エースとして戦ったりします。

 

そして、その人のために

チーム一丸となって戦うわけです。

 

ただし、同等の力を有した

優秀な選手が2名いるような場合、

ダブルエースの態勢で臨むチームもあります。

 

②「アシスト」

ポジション

その名の通り、エースをアシスト(補助)

するための役割を担った選手になります。

 

アシストが必要な一番の理由は、

自転車競技で大敵の

「向かい風を避ける役割」

があります。

 

つまり、序盤・中盤はエースの前を走り、

エースの力を温存させる役割があります。

 

さらに、水分補給や給食サポートなども行います。

 

③「クライマー」

クライマー

この役割は、

「上り勾配を得意とする選手」

が割り当てられます。

 

ある意味アシストの一部であると言えます。

 

つまり、上り勾配の坂道をエースのために

先頭を走る人のことで、

強靭な脚力を持っている選手が選ばれます。

 

以上のように、

ロードレースにはエースを

勝たせるための役割が微妙に区分され、

チーム編成によって

人数が変則的になる場合すらあります。

 

人気マンガ「弱虫ペダル」などを

読んだことがある方は、

すでに当たり前の知識になっているかもしれませんね。

 

初心者には個人戦のように観られがちですが、

「一人は皆の為に、皆は一人の為に。」

のような言葉が当てはまるような

熱いスポーツなので、

これからそういう目線で観戦してみて下さい。

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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