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体操競技はいっぱい種目があって、

一つ一つのルールはあまり知らない方が

多いのではないでしょうか?

 

個人戦と団体戦の両方にある種目ですが、

新体操とは違い1人で演じた得点で競います。

 

そんな体操競技「ゆか」のルールを

初心者でも分かりやすく紹介したいと思います。

体操「ゆか」のルールは?

まず、ゆかは男女共通の種目です。

 

12×12の正方形の

ゆかの内側で技を繰り広げ、

技の難易度で得点を競います。

 
まずは、

そのすごさを見てみましょう。

ちなみに、

ラインの外に出た場合は減点になります。

 

他にも

制限時間を超えると減点されたり、

技の完成度が低いと

同様に減点の対象となります。

 

また、

「ゆか」の材質についても

特徴があるのにも注目です。

 

通常使われているような

ゆかの材質では無く

「タンブリングバーン」

と呼ばれるコンパネやベニヤで

スポンジを挟んだ構造となっており、

選手の体に負担がかからない様に

考慮されています。
 

体操「ゆか」の男女の違いは?

男女の違いについては

次の2点が挙げられます。

 

①演技時間の違い

男―70秒間で演技を完結させる

女―90秒間で演技を完結させる

 

時間の差は体力の

持続に基づいて決められています。

 

②技の種類の違い

男―跳躍、跳ね、倒立、回転、宙返り

女―アクロバット系、ジャンプ、ターン

 

特に決まっているわけでは無く、

男性が良く行う技を女性が

取り入れても問題はありません。

 

ただ、

演技終了まで体力が続かず

後半の演技に支障が出る

などの点から男性・女性向けの

技が生まれました。

体操「ゆか」の点数のつけ方は?

基本的には

①難易度に対して加点

②技と技の組み合わせで加点

で得点を決めます。

 

組み合わせによっては

1つの技の難易度とは別に、

1ランク上の点数が

付いたりするのが見どころです。

 

必ず実施する技も決められており、

それらが演技に組み込まれていないと

減点されます。

 

さらに、高得点をとる為には

「ダイナミックな動き」

「美しさ」

も求められており、

観客の目を惹きつける演技が必要です。
 
体操
 
その為、

各選手ともプログラムの

構成には力を注いでいます。

 

また、

演技構成の変更は

選手本人に認められています。

 

ケガによって技が出せない場合や

バランスを崩して

次の技を出せない場合などです。

 

他にも点数を稼ぐ為の変更などもあります。

 

例として、

僅差で競い合っている選手がいる場合、

「当初予定していた技」を

「自分の失敗の少ない技」に変更して

得点を稼ぐ事があります。

 

ゆかで禁止されている技がある?

技の危険性から

「片手倒立」は演技で使う事が

禁止がされています。

 

技の途中、

何かしらのアクシデントで

片手倒立になった場合は減点されます。

 

「ゆか」の競技は道具を何も使わない、

自分1人の体だけでの勝負です。

 

ゆかの上で繰り出される

技のみで点数を競い合い、

体の限界を見せてくれる選手達。

 

今後も注目して観戦したい種目です。
 

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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