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日本の正月のスポーツと言えば、

ニューイヤー駅伝、箱根駅伝が有名で

正月の風物詩となっています。
 

さらに、

毎年全国高校駅伝も開かれています。
 

全国の都道府県を勝ち上がってきた

各校の代表が毎年12月に京都で

しのぎを削る大会です。
 

そんな中、

最近では外国選手をよく見ます。
 

これを見てこう思う方もいるはず。

「外国人の強い選手を大量にチームに入れたら

最強チームになるんじゃないの?」
 

しかし大丈夫、

これにはきちんとルールがあります。

 

そこで現在における

外国人選手の人数制限ルールについて

紹介したいと思います。

駅伝で起こった黒人(外国人)ルール事件!

駅伝で物議をかもした事件がありました。
 

それは2005年大会でスタートの

1区を走る選手のうち

4校の選手がケニアからの留学生で

その4選手が皆後続の選手を

30秒も引き離し走り終えた

ということです。

 
大会関係者や一般の方からいろいろな

意見が寄せられました。
 

高校生の大会での外国人留学生の

参加に関して賛否両論ありました。

 
結局、全国高校体育連盟(高体連)が

翌年からは

「外国人留学生は一番距離の長い

1区を走ってはならない」

という規定を打ち出したのです。
 
駅伝 

全国高校駅伝での黒人(外国人)選手ルールは?

最近では高校の駅伝でも

外国人留学生が増加しています。
 

高体連がそれに歯止めをかける為、

全ての高校スポーツ大会において

外国人留学生はエントリー、出場とも

1チーム2割程度まで

と定めました。
 

高校駅伝では1995年に男女とも

1チーム一人までとなり、

最近では1区に続き3区も

距離が長いため規制するべき

との声があがってきています。
 

高校生の大会でこれだけ出場規制が

騒がれています。
 

大学生の大会である箱根駅伝は

さぞかし厳しいものでしょう。
 

箱根駅伝での黒人(外国人)ルールは?

箱根駅伝では第82回大会(06年)から

外国人留学生のエントリーは2名

出場は1名まで

と規定されました。
 

つまり、

箱根駅伝(大学駅伝)は「10区間中1名」

だけなので

高校駅伝の「7区間中1名」

よりも厳しいということになります。
 

しかし、箱根駅伝の場合は

どの区間走っても良いので

まだ「あまい」と言えるかもしれません。
 

では、

社会人のニューイヤー駅伝はどうでしょう。
 

ニューイヤー駅伝での黒人(外国人)ルールは?

社会人のニューイヤー駅伝はさらに厳しいです。

 
2009年に決められたのですが、

区間最短の2区(8.3キロ)のみ

「インターナショナル区間」

として外国人の出場が認められています。
 

「ケニアからの留学生は

ストイックで練習熱心だから同じチームで

身近にそれを学び意気を高めて欲しい」

とか

「世界の走りのレベルに

ついていかなければならない」

などと考え、

外国人選手を次々と招きいれられてきました。
 

しかし、

世間の声は

陸上の長距離やマラソン競技で

考えていけば良いのであって、

駅伝は日本人だけで競い合う

大会であるべきではないか

という意見が多いようです。
 

チームの勝利のみを追い求め

たくさんの外国人に頼ることを

どう思うでしょうか?
 

何かあるたびに

細かな条件つきのルール改定を

繰り返すくらいなら、

駅伝発足当時の純粋な日本人だけのレースに

戻ったほうが良いのかもしれませんね。
 

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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