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日本で有名な駅伝といえば、

正月に行われる箱根駅伝を

思い浮かべるのではないでしょうか?

 

選手の必死なランニングに

見入ってしまいます。

 

そんな必死につなぐ

駅伝の命とも言える「たすき」

 

その必死な想いもむなしく、

たすき渡しで失格になることがあります。

 

そんな駅伝のたすき渡しの

基本ルールや反則についてまとめました。

駅伝のルールは?走る距離は?

まず、そもそも駅伝とは

どんなルールでしょうか?

 

駅伝は次の走者に

バトンを渡す際にたすきを使用します。

 

そのたすきを繋いで

ゴールを目指すというスポーツです。

 

箱根駅伝は合計で

217.1キロもの距離を走ります。
 

たすき渡しで失格になった大会は?

駅伝を観ていると脱水症状で

足がもつれながらもたすきを渡そう

としている姿があります。

 

最後まで繋いでゴールしたい

という執念です。

 

しかし、

その執念が結果的に失格

となってしまうこともあります。

 

そんなルールが

感動を呼んだ有名な駅伝は

「第20回都道府県対抗駅伝」

 

愛知県の1区の走者が

中継所の手前で脱水症状となりました。

 

足がもつれながらも

たすきをどうにか渡したのですが、

渡す際に投げてしまったため、

失格となってしまいました。
 

 
ルールとはいえ、

たすきをなんとか繋げたい

という気持ちが伝わっていたので、

厳しい判定だという声も挙がりました。

 

この場合は、

①たすきを投げて渡した

②中継線より手前で

たすきを受け取った

ことから失格になったようです。

 

第二走者はルールを

把握していたかもしれません。

 

足をもつらせながらの

第一走者の必死の想いに

たすきを受け取ってしまったのでしょう。

 

しかし、ルール上失格で妥当でした。

たすき渡しで失格になるルールは?

たすきの渡し方には

厳しいルールがあります。

 

1:たすきの受け渡しは中継線から

進行方向20mの間で行わなければならず、

中継線の手前からたすきを

投げ渡ししてはならない。

2: たすきを受け取る走者は

前の走者の区域(中継線の手前の走路)

に入ってはならない。

という様に日本陸上競技連盟駅伝競走規準

に記載されています。

 

つまり、このルールから

失格になる渡し方は以下の通りです。

1: たすきを投げて渡す

2: 中継線を20m過ぎてたすきの受け渡す

3: 中継線より前でたすきの受け渡す

 

このように駅伝にも

失格になってしまうルールが存在します。

 

駅伝の中継を観ていると

どうしても繋げたいと

いう気持ちは伝わってきます。

 

これから先の大会でも

こういった失格が出ないような

レースを期待したいですね。

 

駅伝は孤独なスポーツに見えますが、

沿道からの声援、たすきを繋ぐ仲間、

監督やトレーナーなど

色々な方の支えの中で走っています。

 

そういう所も注目してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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