背番号

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バスケットボールは背番号がよく注目されますが、同じレベルでサッカーにも背番号は注目されるポイントです。

今回は最強の背番号と言われる由来からそれを背負った選手を紹介していきたいます。
スポーツ解説
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サッカーの歴代最強の背番号って何番?

サッカー界では、選手の背番号「10」はチームの中心で最も優秀な選手が背負うことのできる背番号です。

この背番号「10」には意味があるのでしょうか?

由来をまずご紹介したいと思います。

サッカー選手の背番号で10番が注目されたのは1958年のサッカーワールドカップスウェーデン大会でのこと。

ブラジル代表の控え選手であった当時無名の「ペレ」が10番をつけていたのです。

それまではこの10番には何の意味もなかったんです!
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現に、このペレ選手の10番も単に抽選で割り当てられただけの数字でした。

この時、ペレは若干17歳の若さで、サッカーワールドカップにおいて

最年少得点記録

最年少ハットトリック

を記録したことで10番に大きな意味が出てきました。

そのため、現代サッカーに至るまで、この10番がそのチームで最も優秀なエースがつけるようになりました。

【2000年以前】日本サッカーで歴代最強の背番号をつけた有名な選手は?

では、歴代の10番を背負った選手を年代別にみていくことで、伝説の背番号10を振り返ってみたいと思います。

 

1992年~1995年

言わずと知れた「ラモス瑠偉」選手がこの期間10番を背負っています。

背番号10

Jリーグ創世期にヴェルディ川崎の選手として、三浦知良選手や武田修宏選手のようなスター選手をゲームメーカーとして指揮し、その熱血漢ぶりは日本人を凌ぐほどのものでした。

さらに芸能関係から政財界までの有名人に人脈を持ち、
またタレント活動も行ったことで
今もなお多く人に知られている伝説的サッカー選手なんです
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1996年~2000年

この時期は「名波浩」選手が10番を背負っています。

10番

この頃から、サッカー界でファンタジスタの敬称が用いられるようになりました。

日本を代表する「ファンタジスタ名波」として記憶にとどめている人も多いのではないでしょうか。

ポジションはボランチとして、ロングパス、ショートパスを適度に交ぜた正確無比なパスでゲームメーカーとして名を馳せました。

 

1992年から書きましたが、それ以前の1980年代には、

「木村和司」選手や「大榎克己」選手が

背番号10をつけて日本代表として奮闘していたことは忘れてはならない時代の1ページですね。

【2000年以降】日本サッカーで歴代最強の背番号をつけた有名な選手は?

さて、ミレニアムイヤーである2000年以降の背番号10をつけた日本人サッカー選手をご紹介したいと思います。

2020年になった今でも現役をしている選手もいるほど選手層が厚くなった時代でもあり、真に優秀なサッカー選手であったと言われます。

 

2001年「三浦淳宏(みうら あつよし)選手」
 

 
この選手は、2001年度に

コンフェデレーションズカップにおいて日本代表チームのエースとして10番の背番号を背負った選手です。

そのプレースタイルは、正確なキックパスの精度、素早く見ていても切れ味のあるドリブルが特徴として記憶されるサイドアタッカーの選手でした。

彼の場合はフリーキックにも無回転ボールでの揺れ玉をキックできることでも有名でした。

同姓の三浦知良(みうらかずよし)選手が有名で、あまりサッカーに詳しくない人にとって良く間違えられるのが難点といえば難点ですね。

 

2002年「中山 雅史(なかやま まさし)選手」
 

 
2002年日韓共催のサッカーワールドカップでエースナンバー10を背負った選手でした。

プレースタイルは、ゴール前での繊細で野生的な読みによる動作によって得点をゲットするタイプでした。

得点への執着心の強さは、たとえミスゴールしてもファンが納得するほどでした。

彼は元祖ダイビングヘッドの生みの親とも称せられ、がむしゃらにゴールを狙う姿勢はファンを魅了しました。

彼の所属するチームでの背番号が9であったことから。

10番の背番号を身に着ける選手が中山選手とは違和感を感じたサッカーファンも多いのではないでしょうか。

 

2003年~2007年「中村俊輔(なかやましゅんすけ)選手」
 

 
彼は4年間にわたり日本の代表エースとして活躍した今も伝説のサッカー選手です。

特に有名な逸話としては、彼が所属していたスコットランドのプレミアリーグに所属するセルティックでのこと。

地元スコットランドのみならず世界的伝説になった有名なゴールシーンがあります。

チャンピオンリーグでのこと、2006年9月と11月にマンチェスターユナイテッドとの試合。

当時オランダ代表でもあった、ファン・デル・サール選手が守るゴールから取った得点が今でも語り継がれています。

このゴールは、その後も長くサッカー界での伝説的ゴールとして一般スポーツ史上でも語り継がれるワンシーンとなっています。

 

以上、2001年から2007年までの

レジェンド選手をピックアップしてみました。

他にもいるのですが、個人的な主観で選んでいる部分もあるので、皆さんが思う10番を背負った最強選手もコメントしてくださいね!

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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