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遊びでお正月などに家族みんなで

楽しくゲームとして「かるた」

を経験したのではないでしょうか。

 

しかし、最近「ちはやふる」で話題になった

「競技かるた」は並べ方が全く違う

という事を知っていましたか?

 

そこで今回は

百人一首とは、そもそもどういう遊びなのか?

競技かるたの並べ方、やり方

をご紹介したいと思います。
 

「競技かるた」はどんなスポーツ?


 
百人一首とは

読み手と取り手の二人がいる中で

「上の句」「下の句」を順に詠い上げて、

その「下の句」の書かれた取札を

いち早く触った方が札を取ることができます。

 

最終かるた枚数の多さで勝敗を決めます。

 

日本独自のカルタである百人一首は、

遡ること七百年以上前、

日本では「飛鳥時代から鎌倉時代」の間で

詠まれた和歌の中から優れた和歌を

百首選んだ和歌集が始まりです。

 

現代日本で最もポピュラーな

百人一首としては、

京都の小倉山で藤原定家が選んだとされる

「小倉百人一首」と呼ばれるもので、

鎌倉時代の歌人である藤原定家が

選んだものになります。

 

この他にも百首を選んだ

和歌集もありますが、この小倉百人一首が

正統として受け継がれています。

 

最近では、競技かるたを題材にした

『ちはやふる』は非常に

話題になりました。

 

百人一首の熟達者になれば、

上の句の詠み始めた数文字分だけで

下の句を理解し、取札として

取ることが出来る人も多くいます。
 

「競技かるた」のルールは?


 
「競技かるた」で利用される

百人一首は

  • 読み手1名
  • 取り手2名

合計3名で遊ぶ競技です。

 

①持ち札の配布

はじめに25枚ずつの持ち札を持ちます。

 

②互いに札を置く

自陣に25枚、敵陣に25枚の札が配られ

自分を取り手として

自分の方に置く札を自陣側

相手側を敵陣と呼びます。

 

  • 使用する50枚を「取り札」
  • 使用しない50枚を「空札」

と言います。
 

③読む句の「下の句」の札をとる

自陣で読み上げられた札を取ると、

自陣の札が一枚減ります。

 

敵陣で読み上げられた札を取ると、

その後に自陣の札(送り札)を送ります。

 

自分が札を取ると

自陣の札が減っていきます。

 

競技かるたでどちらが札をとったかは、

お互いの判断によるところが大きいです。

 

同時に札をとった場合は、

対象の札があった陣の競技者の取りです。

 

札に直接触れていなくても、

札を並べてある範囲(競技線)の外に

札を飛ばせば、その札を取得したこと

になります。

 

④勝敗の決定

そして自陣の札がはじめになくなった方が、

勝ちとなります。

 

取り札は50枚ですが読み上げられるのは

100首全てです。

 

「競技かるた」の並べ方は?


 
競技かるたは100首ある

小倉百人一首かるたのうちから、

50枚を使って行います。

 
既に遊ばれている方はご存知でしょうが、

札の取り手がお互いに対座し、

その間に取札を並べて取り合う

対戦形式で行われます。
 

問題は、この取札の並べ方について

正規ルールがあまり知られていません。

 

では、並べ方ルールを紹介します。

 

自陣での並べ方は

  • 「上段:8枚」
  • 「中段:8枚」
  • 「下段:9枚」

と3段に並べます。
 

結果25枚が整然と並ぶわけです。
 

  • 自陣と敵陣の間:3cm
  • 横幅:87cm
  • 上・中・下段の間:1cm

厳密に長さを合わせる必要はありませんが、

競技かるたの選手は感覚で

覚えておく必要がありますし、

畳の目や腕の長さを使って概ね合わせます。

 

その他に

  • 自陣の札は自分の方に向けて置く
  • 重ねて置かない

これらを守っていれば、

基本的に問題ありません。

 

また、札と札の間を放すことを

「浮く」といいます。

 

上段は相手の選手に近いことから

上段の枚数を少なく置くことが多く

自陣の中央に札を置くよりも、

左右の端に寄せておくことが多いです。

 

競技かるたでは札の位置を

15分で覚えなければなりません。

 

札によって定位置を決めておくことで、

競技かるたの上達が早まります。

 

どうでしたか?

思ったより「競技かるた」の並べ方が

全く違うことに驚かれたかもしれませんね。

 

大人から子供まで楽しめる「競技かるた」を

楽しんで競技をしましょう。
 

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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