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2015年の五郎丸歩選手のフィーバーで

注目を集めるようになったラグビー。

 

ガタイの良い重量級の選手たちが

広いグランドを縦横無尽に走り回り、

選手たちが肩を組み合って

相手と押し合うスクラムは迫力満点です。

ラグビーは
プレー人数も多く、
ポジションや役割が
非常に複雑です。
スポーツ解説
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そこでまず最初に覚えたいのが

「背番号!」というわけなんです。

 

今回はそんなラグビーの

「背番号別ポジションは?」

「ポジションで必要な性格や役割は?」

などと言った疑問を分かりやすく

解説していきたいと思います。

ラグビーの背番号別ポジション一覧!

ラグビーは背番号で

ポジションが決まります。
 
ラグビーポジション
 
①FW:フォワード フロントロー

背番号1:左プロップ(PR)

背番号2: フッカー(HO)

背番号3: 右プロップ(PR)

 

②FW:フォワード セカンドロー

背番号4:左ロック(LO)

背番号5:右ロック(LO)

 

③FW:フォワード バックロー

背番号6:左フランカー(FL)

背番号7:右フランカー(FL)

背番号8:ナンバーエイト(№8)

 

④BK:バックス ハーフバック

背番号9:スクラムハーフ(SH)

背番号10:スタンドオフ(SO)

 

⑤BK:バックス クォーターバック

背番号11:左ウィング(WTB)

背番号12:左センター(CTB)

背番号13:右センター(CTB)

背番号14:右ウィング(WTB)

 

⑥BK:バックス フルバック

背番号15:フルバック(FB)

 

以上が背番号によるポジションの名称です。

基本的には
この「15人」で
細かい作戦や
フォーメーションを
考えて試合をします。
スポーツ解説
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ちなみに、

この人数は試合によって違ったり、

細かいルールも知りたい方は

こちらの記事も参考にして下さいね。

では、それぞれのポジションにおける

役割や理想の性格も紹介していきましょう。

ラグビーのFWポジション別の役割は?

ラグビーフォワード

背番号1&背番号3:プロップ

プロップとは支柱という意味なこともあり、

「縁の下の力持ち」

のようなポジションです。

 

具体的には相手チームを

直接押す役割を持つチームの土台。

 

スピードを犠牲にしてもパワーがあることが

要求されるポジションであり、

スクラムの職人とも言われています。

 

性格は我慢強く、

気が優しくて力持ちの言葉が

似合うような性格が必要です。

 

背番号2:フッカー

第2のNo8と呼ばれる重要なポジションで、

アタック、ディフェンスともに

強くなくてはなれないポジションです。

 

スクラムを組む時に、

最前列の中央でフォワードを組み合う選手。

 

スクラムリーダーの自由人、

スクラムの要とも言われています。

 

性格は爽やかで、器用な性格が良いです。

 

背番号4&背番号5:ロック

ラインアウトの際に

ボールを空中で奪う役割があることから、

最も背の高い選手が入るポジションです。

 

全ポジション中、

最も多くの仕事が求められるポジションで、

空中の仕事人と言われています。

 

性格は寡黙で、

与えられた仕事を黙々とキッチリこなす。

 

職人気質な性格が必要です。

 

背番号6&背番号7:フランカー

味方をサポートし、体で相手陣を

押し崩す役回りのポジションです。

 

チーム1タックルをし、

ピンチの時に1番最初にタックルする

タックルマンと言われています。

 

性格はサポート役が多いことから、

人を立てることの出来る

執事のような性格が必要です。

 

背番号8:No8

スクラムの最後に参加し、

体ごと相手FW陣を押し崩すポジション。

 

チームの大黒柱で、

FWのリーダーと言われています。

 

性格は優れたリーダーシップを持っており、

人を引っ張っていける性格が必要です。

全体的に
「フォワード」は
体格の大きさ、力強さ
などが要求される
ポジションです。
スポーツ解説
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 ラグビーのBKポジション別の役割は?

ラグビーバックス

背番号9:スクラムハーフ

かき出されたボールを持って

バックス陣にパスをすることを

主とする役回りのポジションです。

 

試合中に最もボールに触れる機会が多い、

俊敏さと高度なパススキル、

瞬間的な判断力、持久力を

兼ね備えた人が要求されます。

 

性格は器用で、頭の回転も早い

策士的な性格が必要です。

 

背番号10:スタンドオフ

密集からボールが出てきた時に

最初にボールを受け取るポジションです。

 

試合に勝つために

ゲームをコントロールする司令塔

と言われています。

 

性格は冷静沈着で、

常に周りに気を配れる性格が適任です。

 

背番号11&背番号14:ウィング

攻撃の際はラインの最も外に配置し、

ライン際を駆け抜け

トライを取りに行くポジションです。

 

ボールを持ったら走る

というわかりやすい役目。

 

トライゲッターとして、

ラガーマンの華とも言われています。

 

性格は猪突猛進、

なりふり構わず目的の為なら何でもする

といった強気な性格が必要です。

 

背番号12&背番号13:センター

突破やインパクトプレー、ラストパスと

攻撃の幅を広げる役回りのポジションです。

 

切り込み隊長と言われています。

 

性格は忍耐強く、我慢強い、

それでいて文句の1つも言わない

優しい性格の人が適任です。

 

背番号15:フルバック

身体能力が高い人が務めることが多く、

特にキックの能力が

不可欠なポジションです。

 

最後尾に位置することから、

最後の要とも言われています。

 

性格はおおらかで細かい所に目が届き、

芯の通った強い精神力が必要になります。

「バックス」は
テクニカルな要素が
要求される
ポジションです。
パス、キックの正確さ
などが力より技が
重要です。
スポーツ解説
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どうでしたか?

今回はラグビーの背番号に必要な

性格や役割などを調べてみました。

 

ポジションの性格に関しては

あくまで「向いている性格」程度で、

選手がそういう性格ではありませんから

参考程度に読んで頂けたらと思います。

 

今回の背番号を意識して一人一人の

ポジション別の働きに注目すると、

より観戦が楽しめるのではないでしょうか。

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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