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テニスの中継を観ていると
「ウィナー」という言葉を聞くことがあります。
たいていの人は
「ウィナー=勝者」
と思い浮かべますよね。
しかしテニスにおいては、
まだ試合が終わっていないのに
使われていてなんなんだ?
と思われた方もいらっしゃると思います。
そんな謎のテニス用語
「ウィナー」についてみていきます。
テニス用語「ウィナー」の意味は?
テニスでいう「ウィナー」とは
勝者のことではありません。
ウィナーの意味は、
ラリー中に相手がボールに
触れることなくポイントをとった選手
に使用する用語です。
ボールに触れることなく
ポイントになるということは、
相手の逆をついたショットを放ったり、
触れる間もない速いショットを打った
ということになります。
テニス中継では解説者が
○○ウィナーと言うことがあります。
この数が多ければ多いほど、
相手を圧倒して試合を進めている
ということになります。
テニス用語「エース」と「ウィナー」の違いは?
エースとウィナーは似ているように感じ、
勘違いする方もいらっしゃいます。
この両者は違った意味を持っています。
エースはラリーの中ではなく、
サーブをした際に
相手が触れることができずに
ポイントをとった選手に使用します。
ここがウィナーとの大きな違いです。
バレーでも「サービスエース」
と言われていますが、その意味と同じです。
また、
サービスウィナーという言葉もあります。
サービスウィナーとは、
速いサーブに対して触れられたが、
打ち返すことができずポイントを
とった時に使用する言葉です。
まとめると、
◇ボールに触れさせなかった時
ウィナー:ラリーでポイントをとる
エース:サーブでポイントをとる
◇ボールに触れられた時
サービスウィナー:サーブでポイントをとる
と見れば分かりやすいのではないでしょうか?
また、
自分のミスによる失点を
アンフォーストエラーと言います。
アンフォーストエラーを少なくするか
ウィナーを増やすか
によってプレースタイルも変わるようです。
集計ではウィナーを増やした方が
勝率が上がるという結果もでています。
つまり、
ミスを減らすということより、
攻めてウィナーの確率をいかに
増やすかを考えたプレーが良いということです。
観戦する時もこういったプレーの内容を
観てみるとより楽しくなってくるでしょう。
この記事の監修者
- 普通の社会人スポーツオタク2人組です。スポーツの面白さを共有したく立ち上げたサイトです!「分かりやすかった!面白い!」などのコメントですごく喜ぶ2人です。
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