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テニスを初めて観る方や
経験が浅い方から疑問が多いのが、
「タイブレーク」というルールです。
言葉は聞いたことあるけど、
内容がよくわからないという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
そんなテニスルール
「タイブレーク」についてみていきます。
テニスのタイブレークってどんなルール?
「タイブレーク」というルールは
試合の進み方と大きく関係してきます。
テニスは1セット取るために
相手に2ゲーム差以上をつけて
6ポイント先取しなければなりません。
つまり、
6-4.6-3のように
先に6ポイントに到達した選手が
そのセットは獲得となります。
ということは、
5-5で両者が並んだ場合、
次をどちらが取るにせよ
2ポイント差はつきませんよね?
7-5になら勝者が決まりますが
当然6-6になる場合もあり、
その時に突入するルールを
「タイブレーク」と言います。
タイブレークに入った場合、
2ポイント差をつけた選手が
そのセットを獲得となります。
なので2ポイント連続で
取らなくてはなりません。
どちらかが先に7ポイントを
取った時点で終了となり、
7ポイント取った選手が勝者となります。
じゃあタイトルにあるテニスの
得点が99-99なんてあり得ないのでは?
と思ったかもしれません。
では、
少し特殊なパターンをまとめたので、
見てみましょう。
タイブレーク時のサーブやコートチェンジは?
まず細かいルールですが、
サーブ権は第一ゲームで
サーブをした人に与えられます。
その後は2本ずつ打ち合います。
また、
コートチェンジはポイントの合計が
6の倍数になったときに行います。
具体的にはタイブレークに入って
5-1や4-2の時です。
ちなみに、
ファイナルセットのみ
タイブレークは採用していません。
ゲームカウントが6-6になった時、
2ゲーム差をつけるまで永遠に行われます。
過去に合った伝説のタイブレーク試合!?
このようにタイブレークは
試合の時間を短縮する為のルールです。
このルールがないと永遠に続き、
99-99のスコアなんて
可能性もあるわけです。
実際に2010年ウィンブルドンで、
ファイナルセットでは
タイブレークが適用されないので
とんでもない伝説の試合がありました。
その試合は3日間かかり、
11時間5分の史上最長の試合で
70-68という驚愕のスコア
となった試合でした。
なので最初のセットから
タイブレークがないと、
本当に永遠に終わらない試合
になってしまうのです。
以上がタイブレークについてでした。
テニスは想像以上に試合時間が長く、
選手はもちろん大変ですが、
観ている側も大変ですね。
この記事の監修者

- 普通の社会人スポーツオタク2人組です。スポーツの面白さを共有したく立ち上げたサイトです!「分かりやすかった!面白い!」などのコメントですごく喜ぶ2人です。
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