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オリンピックと言えば、

真っ先に「五輪マーク」を想像します。
 
シンボル
 
これは正しくは

「オリンピック・シンボル」

と呼ばれるものです。

 

1920年にIOCの創立20周年を

記念して発表され、

以降オリンピックのシンボルとして

掲げられています。

 

左から青・黄・黒・緑・赤色の

輪が重なり合っているマークで

知らない人はいない!

と言う程見慣れたマークとなっています。

 

そしてその五輪マークと同様に、

毎回オリンピックのシンボルとして

掲げられるのが「五輪エンブレム」です。
 
東京2
 
毎回様々なデザインが

人々の目を楽しませてくれます。

 

しかし、

五輪マークは変わる事が無いのに

五輪エンブレムはなぜ

毎回かわるのでしょうか?

 

そしてそのエンブレムには

どんな意味があるのでしょうか?

オリンピックの五輪エンブレムが変わる理由は?

開催国それぞれが発表したエンブレムは

ライセンス商品として登録・管理されます。

 

その為、

利用できるのはその時のみとなり、

毎回違うエンブレムが必要となります。

 

つまり、

エンブレムに込められた意味が

それぞれの開催国別にある

ということになります。

 

では、

2004年~2020年までの

意味を見ていきましょう!

アテネ、北京五輪のエンブレムの意味は?

~2004年アテネオリンピック~
 
アテネエンブレム
 
人ではなく植物がモチーフ

となっているデザインです。

 

ギリシャの名産であるオリーブには

平和や友情の意味があるので、

オリンピックを通じて

「世界が平和であってほしい」

「世界中が友情で結ばれるように」

との思いが込められています。

 

~2008年北京オリンピック~
 
北京エンブレム
 
開催国である北京の「京」の文字を

デザインの基本として使っています。

 

赤い背景に京の文字を人の様に

デザインしているので、

ハンコを思い起こさせます。

 

中国の伝統をデザインに使う事で

開催国である事を強く意識付けしています。
 

ロンドン、リオ五輪エンブレムの意味は?

~2012年ロンドンオリンピック~
 
ロンドンエンブレム
 
デザインは1種類ですが、

色のレパートリーは4種類あります。

 

開催年の2012を大きく表現し、

その文字の中に開催国である

「london」と五輪マークが

それぞれ組み込まれています。

 

例年のオリンピックとは少し異なり、

五輪マークにはカラーが使われていません。

 

パッと見るとデザインの基となっている

開催年が見づらいので少し不評でした…

 

~2016年リオデジャネイロオリンピック~
 
リオエンブレム
 
上段に人型を基本とした

デザインが描かれています。

 

3人を切れ目なく繋げたデザインは

「現在と未来へのインスピレーション」

と言うテーマをより強調しています。

 

このように

どの開催国も様々なデザインの選考を行い、

決定したエンブレムは世界中に発信されます。

 

そのデザインを目にすると

オリンピックに対しての

期待や高揚感が一気に高まります。

 

目にするだけで人々の気持ちを

高めるエンブレムは

「オリンピックの顔」

として重要な輪区割りを担っています。
 

東京五輪のエンブレムの意味は?

~2020年東京オリンピック~
 
東京エンブレム
 
最後に2020年東京オリンピックの

エンブレムを忘れてはいけません。

 

決定するまでに色々な事がありましたが、

いざ決定したエンブレムは

日本を象徴する素晴らしいものと言えます。

 

同じ形、同じ数で表現されている

このデザインには

「世界はみな平等である」

と言う意味が込められています。

 

このようにエンブレムには

色々な国の想いがあります。

 

オリンピックを通して

世界中が競い合い仲良くなり、

平和な世界が続くと良いですね。

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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