水泳

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水泳(競泳)と言うと、マラソンと同様に

シンプルでルールも分かりやすい競技です。
 

しかし、オリンピックなどで

たまに水泳を観ると

「個人メドレー・団体戦リレーの

種目の順番が分からない!」

と言う方も多いでしょう。

水泳は種目が
多いのですが、
やはりこの2つは
泳法が多いので
盛り上がる種目です。
スポーツ解説
スポーツ解説

さらにこの2種目の順番を見ると、

「なぜか泳法の順番が違う」

と言うことです。

 

そこで今回はこの

それぞれの泳法の順番と違う理由について

解説していきたいと思います。

水泳の個人メドレーとは?

個人メドレーとは

「1人で200mor400mの距離を

4種の泳法で競い合う競泳種目」

となります。

 

この決められた順番とは、

第一泳法:バタフライ

第二泳法:背泳ぎ

第三泳法:平泳ぎ

第四泳法:自由形

で泳ぎます。

 

ただし、自由形は

バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ以外の

泳法で泳がなければならないです。

基本的に選手が
選ぶ泳法は
最もスピードの出る
「クロール」
になりますね。
スポーツ解説
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また、種目が変わらないターン時は

その種目の折り返しのルールに準じますが、

種目が変わるターン時は

各種目のゴールタッチのルールに従います。

 

つまり、

背泳ぎから平泳ぎに移るターンの時には

壁にタッチするまでは

仰向けの姿勢をくずしてはいけません。

水泳の団体戦リレーとは?

団体戦リレーの場合は

「4人で100mor200mの距離を

1人1種の泳法で競い合う競泳種目」

となります。

 

その順番とは

第一泳者:背泳ぎ

第二泳者:平泳ぎ

第三泳者:バタフライ

第四泳者:自由形

の順で泳ぎます。

 

自由形は先程と同じく

背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの泳法は

違反となります。

この泳者は、
事前に提出した
オーダー通りに
泳がなければ
「失格」となります。
スポーツ解説
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第一泳者のスタートは

背泳ぎ競技のスタート方法に順じ、

体を壁にひきつけ構えた後は、

出発合図まで静止しなければなりません。

 

第二泳者は前の泳者が壁にタッチした後に

足がスタート台から離れるので、

スタート台上で静止する必要はなく

反動をつける動作を行っても構いません。

水泳(競泳)の順番が違う理由とは?

ここで、冒頭でも言った通り

個人メドレーは

バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形

団体戦リレーは

背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形

と、ずいぶん違うことが分かります。

 

では、この理由も見ていきましょう!

 

この泳法順序が違うのは

「背泳ぎのスタートで飛び込みできない」

という初心者目線では

「そんな理由???」

と思ってしまいそうな理由なんです。

この飛び込みは
水泳において
最初からスピードを出す
見せ場であり、
一つの技術なんです!
スポーツ解説
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それならば、

「団体戦をバタフライからにすれば?」

と言う声も聞こえてきそうですが、

それも少し難しいのです。

 

個人の場合はバタフライから背泳ぎ時に

ターンをすれば良いだけですが、

リレーでこれをやろうと思っても、

背泳ぎは水中スタートになってしまいます。

 

リレーの迫力や面白さが

減ってしまうと共に、

リレーのタッチのタイミングのジャッジも

難しくなってしまうんです。

 

また、このスタートについて

水泳でよく質問があるのが

「飛び込みスタートのフライングって

どうやって判断してるの?」

と言うことです。

気になる方はこちらも読んでみて下さい。

どうでしたか?

今回は水泳の順番などを解説しました。

 

こんなところに注目してみると

色々なことが知れて面白いですよね。

 

オリンピックでは

毎回メダルの期待がかかる水泳。

 

古くは鈴木大地選手から、

岩崎恭子選手、北島康介選手

萩野公介選手、鈴藤理絵選手

などがメダルを獲得していますね。

 

これからも水泳がドンドン

盛り上がる選手が出てくると良いですね。

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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