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2018年7月22日に東京オリンピックの

公式マスコットが決定しました。

 

一般公募されたイラストの中から

最終選考に残った3案を最終的に投票で選ぶ

という選考方法でしたが、

見事に選ばれたのは

福岡に住むイラストレーターの

男性が作成したものでした。

 

さてここで素朴な疑問です。

 

この選考には賞金が出るのでしょうか?

 

またこのイラストを

元にマスコットが作られますが、

使用するにあたって使用料等は

発生するものなのでしょうか?

さっそく見ていきましょう。

「オリンピックマスコット作者」の賞金はいくら?

まず、イラストを応募するには

かなりのハードルを

乗り越えなければなりません。

 

それは以下の面を

クリアしなければならないからです。

1.イラストは

正面、横、後ろ、上下が必要で

その数6図面20パターンにもなります。

 

2.オリンピック・パラリンピック

各1つをセットにして作成する。

 

3.イラストのプロフィールを

オリンピックの関係性と繋げて説明する。

 

これだけの作業を行うには

かなりの時間と労力が必要になるはずです。

 

それでもかなりの応募数があり、

選考委員会で3~4つに絞ったのち

最終選考にかけられました。

 

そして決定したイラストには

賞金として

・100万円

・大会開会式への招待状

が送られます。

 

それを聞いて私個人的には

「安くないか?」

と思ってしまいましたが

皆さんはどうでしょうか。

「オリンピックマスコット」の使用料はいくら?

世間一般には企業や団体が

商標登録したキャラクターや

作品などを使用する際には

「使用料」が発生します。

 

それはオリンピックの

公式マスコットを使用する際にも

同じ事が言えますよね。

 

実際にオリンピック組織委員会は

ライセンス収入で約120億円の収益を

見込んでいると発表されています。

 

公式マスコットを使っての

グッズ販売元は組織委員会になるでしょう。

 

しかし、元々のイラストは

選考で選ばれた人のものです。

 

だったらその人にも

「使用料全体の何割かは

入るんじゃないの?」

と思いますよね。

 

しかし、

なんと信じられないことに

「1円も支払われない」

という発表がされました。

これに関しては

世間でも議論が巻き起こりましたね。

 

どうでしたか?

オリンピックは歴史に残る世界的なイベントです。

 

その公式マスコットに選ばれたのは

とても名誉なことです。

 

それでもその後に発生する利益を考えると

「少しくらいくれてもいいんじゃないの?」

と思ってしまうのは私だけでしょうか?

 

とは言え、

確かに魅力的なキャラクターなので、

私もキーホルダー買っちゃいました。

 

これも

オリンピックへの選手の寄付だと思って、

皆さんもマスコットごと応援しましょうね。
 

この記事の監修者

スポーツ解説MEN
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